【静岡】朝鮮国王の国書を納めた朝鮮通信使の輿が、江戸時代の通信使ゆかりの清水区興津清見寺町で再現された。地元でまちおこしに取り組んでいるNPO法人AYUドリーム(雨宮令子理事長)が10月21日、イベント「アンニョンハセヨ!こども朝鮮通信使」のなかでお披露目した。
制作にあたっては民団静岡本部と雨宮理事長が協力。哲学博士で評論家の金両基さんが時代考証を担当した。再現行列には民団静岡本部や駐横浜総領事館の関係者を含む110人が参加した。
朝鮮通信使が宿泊した清見寺では、当時のおもてなし料理の一部も再現された。
(2012.11.7 民団新聞)