韓国銀行の金仲秀総裁は14日、来年後半から景気回復が本格化するとの見通しを明らかにした。
ソウル市内のホテルで開かれた「世宗フォーラム」で金総裁は講演し、「世界経済の成長鈍化で韓国経済は来年前半まで緩やかな成長にとどまるが、来年後半以降は外部環境の不透明感が和らぎ、成長率が徐々に高まっていく」と予想した。
その根拠として、「第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比1・6%にとどまったが、民間消費の拡大と在庫減少が、景気改善の可能性を示唆している」と指摘した。
(2012.11.21 民団新聞)