韓国忠清南道扶余郡の韓国伝統文化大学建築造営研究所のチョン・ホンドク教授チームは、慶州市と韓国文化財庁から依頼を受け、善徳女王14年、新羅の首都で、徐羅伐にあった皇竜山の「九重の木塔」の再現作業を行っている。
塔の復元は、築造から1367年ぶり。5人の職人が模型作りに取りかかり、高さ1・4㍍、2階部分まで完成した。79・2㍍あったとされる木塔10分の1に縮小したもの。25年の完了を目指し、模型の塔を基に、慶尚北道慶州市の皇竜寺跡に復元される。
現場担当者は「慶尚道、忠清道などから集まった職人たちで作業をしている」と話した。
(2012.12.21 民団新聞)