【大阪】大阪市生野区「コリアタウン」の中心に位置し、在日同胞児童の在籍数が全国で最も多い大阪市立御幸森小学校(山本昌孝校長)で7日、民族学級の第24回校内発表会があった。日本人児童も全員、体育館に集まり、級友たちの晴れ姿を見守った。
同校民族学級で学ぶ児童は約130人。梁千賀子民族講師から指導を受けている。はじめに、民族衣装を身につけた5年生の「プンムル隊」が、チャンゴ、ケンガリ、プクなどを高らかに打ち鳴らしながら入場。先頭の児童はハングルで「ミユキモリ」と染め抜かれたのぼりを誇らしげに掲げた。
2年生は5色の反物を1本の柱に編んでいくタンシムチュル(丹心紐)を披露した。子どもたちの息はぴったり。きれいに編み上がるや、観覧していたハルモニは目を細めて拍手を送っていた。
このほか、3年生が民話劇「三年峠」、6年生は勇壮なテコンドの演武を披露した。
(2012.12.21 民団新聞)