【大阪】全国の大学研究者らで構成する異文化間教育学会(横田雅弘理事長、明治大学国際日本学部)は韓国系民族学校の「今」を知ろうと15日、白頭学院建国学校で研修会を実施した。
会員ら30人が参加。小・中学校の授業現場を見学し、崔鐵培校長から学校の歩みと現状、課題について説明を受けた。高槻市の久保田真弓さん(大学教員)は、「民族学校を訪れたのは初めて。韓国語と英語のトリリンガル授業をどのように取り入れているのかを見たかった」と語った。
研修会担当者の出羽孝行さん(同学会企画・交流委員会委員)は、「今日参加した教員たちが、自分の学校にこういった民族学校があることを伝えることで、生徒たちの理解につながり、学校の活性化にもつながると思っている」と話していた。
(2012.12.21 民団新聞)