【千葉】民団中央本部は1日、関東地区在住の脱北同胞に呼びかけて、「交流会」を実施した。例年、都内の温泉施設で実施してきたが、今年は趣向を凝らした南房総バスハイクとなった。
支援団体も加わり、3世代にまたがる50人が参加。もみじの寺として親しまれている壇特山小松寺を散策し、近隣の農園ではみかん狩りを楽しんだ。途中、稲刈りが済んだ田んぼを目の当たりにした高齢者は、「懐かしい」と北韓での窮乏生活に思いを馳せていた。
関西地区の交流会は来年1月以降を予定している。
(2012.12.21 民団新聞)