在日同胞女性による文芸総合雑誌『在日女性文学‐地に船をこげ』(在日女性文芸協会発行、社会評論社発売)が、第7号(昨年11月初版)をもって、惜しまれながら終刊した。
高英梨さんが、「在日女性の文化の力を養うために共に修練し、励まし合う」という高い志を掲げて06年に創刊して以来、毎年1回のペースで発行してきた。
同誌が新しい個性、埋もれた才能の発掘をめざして創設した「賞・地に船をこげ」では、康玲子さんをはじめとする4人の受賞者を出し、07年にはマイノリティーの女性文化創造の功績が認められ、「第11回女性文化賞」も受賞している。
問い合わせは社会評論社(℡03・3814・3861)。
(2013.1.16 民団新聞)