全羅南道康津郡と長崎県波佐見町が、来年から「陶芸文化芸術まつり」を共同で開催することになった。聯合ニュースが22日、康津発で伝えたところによれば、第1回の開催は来年夏、康津郡青磁まつりの場で行う。さらに16年春、第2回を波佐見陶器まつり会場で実施する。
正式な合意書は康津郡関係者が4月、波佐見町で開かれる陶器まつりに参加して交わす予定だという。
康津郡は高麗青磁の里で、陶磁器産業で発展してきた。一方、波佐見町は420年前の壬辰倭乱のとき、韓半島から連行されてきた陶工がやきものづくりを始め、波佐見焼を生み出した。両自治体は10年に「友好交流協定」を結び、民間や行政の相互訪問を重ねている。
(2013.1.30 民団新聞)