【兵庫】宝塚市の街づくりに貢献してきた在日同胞の歴史をありし日の写真で振り返る企画展がこのほど市立西公民館で開かれた。宝塚市、宝塚市国際交流協会、宝塚市外国人市民文化交流協会の主催。
祖国解放1周年を祝って市内をパレードする同胞の姿や、チョゴリ姿でノルティギに興じる写真など60点を展示。市内在住の在日2世、金禮坤さん(80)は、「宝塚市には2500人の在日同胞が住んでいる。この人たちの祖先の歴史を紐解くことで、同じ地域住民として理解を深めるきっかけになってほしい」と話していた。
2月13日から18日までは宝塚市立東公民館でも展示される。問い合わせは宝塚市国際交流協会(TEL0797・76・5917)。
(2013.1.30 民団新聞)