今年初めに稼働を開始したLGCNSグローバルクラウドデータセンター(釜山市江西区)の統合管制室などがこのほど公開された。データセンターとして韓国初の振動を吸収する免震施設を備え、マグニチュード8・0の強震にも耐えうる。地上5階建て、延べ面積3万2321平方㍍と韓国最大の規模を有し、7万2000台のサーバーを運営できる。
地下フロアには建物を支える145本の柱が並び、このうち96本は地震発生時に衝撃を吸収する免震ゴムだ。建物だけでなく、地下に設けられた電線やケーブルも地震が起きた際に一緒に動くため切断されない。配管もすべてフレキシブルに設置されている。
(2013.3.6 民団新聞)