独自の韓国料理の開発と幅広い普及を目指して昨年秋に発足した市民グループ「韓パラム」が、料理本『トッポギ百選』を編纂した。メンバーは趙善玉料理研究院(東京・新宿区歌舞伎町)を主宰する趙さんと、弟子の日本料理研究家や見習生たち13人。
趙さんから与えられた課題をもとにメンバーが個別にトッポギを使った料理を考案。試作の後、趙さんのアドバイスを受けてさらに修正を重ね、最終的なレシピを完成させていった。
韓国伝統の5色が映える串刺しやチーズフォンデュ鍋を連想させるもの、コーヒーパティシエの考案したデザート風まで。これがトッポギかと思わせる自由な発想が楽しい。東京のHANA出版から出版される予定。
(2013.3.20 民団新聞)