さまざまな事情を抱えた人物の悲喜こもごもを、韓国のマダン劇のスタイルで紹介する鄭義信さんの新作「アジア温泉」(演出=ソン・ジンチェク)が10日から26日まで、東京・渋谷区の新国立劇場中劇場で上演される。
韓国からは金鎮泰さん、チョン・テファさんら、日本からは勝村政信さん、成河さん、千葉哲也さんら人気、実力ともに兼ね備えた俳優が11人ずつ出演。韓国語・日本語の台詞で演じる。
温泉が湧き出たアジアのとある島で、リゾート開発のためにやってきたカケル、アユムの兄弟と、先祖代々伝わる土地を売るまいとする島の古老、大地らの対決を軸とした物語だ。
S席7350円、A席5250円、B席3150円。チケット申し込み・問い合わせは新国立劇場ボックスオフィス(TEL03・5352・9999)10〜18時。
その他チケット取り扱いはチケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなど。
(2013.5.8 民団新聞)