掲載日 : [2017-06-28] 照会数 : 4743
雑穀曼陀羅ワークショップ…洪美慶さん
「第3回東京国際美術祭」が10日までの6日間、東京・中央区の好文画廊で開かれ、7日に同祭実行委員長で韓国人作家の洪美慶さん(写真右)による雑穀曼陀羅ワークショップが行われた。
洪さんが用意したのは曼陀羅の下絵と黒米やきび、米、押し麦、玄米など21種類の雑穀。色や大きさの異なる雑穀を下絵に載せていく。洪さんが最初に関心を持ったのは、チベットの砂曼陀羅。砂曼陀羅は壊してしまうが、洪さんは最後に、全ての雑穀を混ぜて炊いた後、皆で食す。
「食べると体にいいし、満足感もある。砂曼陀羅のインスピレーションをもらって、私なりの曼陀羅を作っている」「集中すると無心になれるし、自然のものを指先で触ると体と心のバランスが良くなるような気がする」と話している。
(2017.6.28 民団新聞)