掲載日 : [2018-12-06] 照会数 : 4423
宝塚市内で350人観覧…民団4支部が協力し韓国文化公演満席に
[ ソリオホールが満員となった公演の模様 ]
地域改編で再生
【兵庫】民団兵庫本部管内東地区の複数の支部が11月24日、宝塚市内のソリオホールで「韓国文化公演の集い」を共同で開催した。会場は同胞と日本人で350席すべてが埋まった。出演者とスタッフを含めると約400人という盛況だった。
今回の事業は尼崎(李鎭午支団長)、西宮(梁英守支団長)、宝塚(朴辰珠支団長)、伊丹(姜鎬義支団長)の4支部が共同で取り組んだ。共同事業は2016年の時局講演会、奈良歴史探訪ツアーと続き、17年の野遊会には120人の同胞を集めてきた。
会場は尼崎市出身の伊藤たかえ参議院議員や4支部管内の県議と市議、地元宝塚市からは中川智子市長と北野聡子市議会議長など多くの来賓でにぎわった。4支部を代表して宝塚の朴支団長が「国どうしいろいろな懸念はあっても、地域においては韓日親睦が一層前進する1日にしたい」と呼びかけ、中川市長もこれに賛同した。
当日の出演者は呂英華韓国伝統芸術院、白頭学院建国中・高等学校伝統芸術部、K‐POPグループなど。「支部と地域の改編と再生」を目指している同本部は、組織活性化に向けて今後も共同事業を後押ししていく考えだ。
(2018.12.05 民団新聞)