掲載日 : [2015-12-23] 照会数 : 5843
在日同胞脱北者「過ち認め、謝罪を」
[ 第1回北送船から56年…総連中央前で抗議 ]
北送事業でいまも北韓に取り残されたままの在日同胞と日本人妻の人権擁護を訴えている元在日同胞2世の脱北者、川崎栄子さん(73、NGO団体モドゥモイジャ代表)が14日、東京・千代田区の在日本朝鮮人総連合会中央本部の前で抗議行動を行った。
川崎さんは、「あなたたちのウソにだまされて最初の帰国船が56年前のこの日、新潟港を出港した。過ちを認め、謝罪せよ。そして、北朝鮮に送られた同胞たちの実態を調べ、日本へ自由に往来できるよう北朝鮮当局に要求せよ」と叫んだ。
しかし、門は固く閉じられたまま。しかたなく、川崎さんは、日本政府、日本赤十字社、赤十字国際委員会などにも提出した「人権救済申立書」を門の下の隙間から差し入れ、「北朝鮮を普通の国にするため協力して」と呼びかけた。
川崎さんは、「北韓から生きて日本に帰ってこられるとは思ってもいなかった。生きて帰ってきたからには、なにもしないまま私の人生を終わらせることはできない。国際的な問題としてこれからも訴えていく」と強い決意を明らかにした。
この日、「ノーフェンス 北朝鮮の強制収容所をなくすアクションの会」の小川晴久代表も北韓による人権じゅうりんを厳しく批判し、謝罪を要求した。
(2015.12.23 民団新聞)