掲載日 : [2016-01-15] 照会数 : 6292
よみがえる古代装束…高麗郡建郡1300年祭開幕
[ 雅楽に乗っておごそかに練り歩く市民(6日) ]
高麗神社境内をランウェイに
高句麗、飛鳥、平城京
【埼玉】初詣の参拝客でにぎわう日高市の高麗神社で市民有志らによるファッションショー「古代装束絵巻」が行われた。境内をランウェイに見立て、雅楽を効果音におごそかに練り歩いた。今年、高麗郡建郡から1300年を迎えた高麗神社が企画した祝祭行時の一環。
高句麗装束はユネスコ世界遺産となった高句麗壁画がモデル。このほか、飛鳥時代の高松塚古墳に描かれたものや、平城京当時を思わせる装束も仲間入り。いずれも虹を思わせる色鮮やかなスカートが共通している。
ショーが始まると、参拝客から「なんだ、なんだ」といった驚きの声が上がった。韓流ドラマのファンを自称するある中年の男性は、「今朝もテレビを見てきたばかり。あの時代の雰囲気そのままだ」と喜んでいた。高齢の夫妻は「きれいだね」と携帯電話のカメラを向けていた。
「古代装束絵巻」は11日まで毎日午前と午後の2回、お披露目された。
衣装は高麗神社が受け付け、希望者に貸与した。多いときは30人近くの市民が行列をつくった。
主な祝祭行事
西暦716年、武蔵に「高麗郡」が建郡されてから今年で1300年。高麗郡の中心となった日高市ではさまざまな事業が目白押し。
▽「高麗を味わう〜高句麗・韓国 再現料理に舌つづみ」(3月27日11時〜高麗神社参集殿大広間)薬膳料理研究家の趙善玉さんが再現した高句麗時代の料理を味わう。高麗神社宮司の高麗文康さんとのトークセッションも。定員30人。有料。申し込みは高麗神社へ▽日高市「にじのパレード2016春」(4月10日11時〜巾着田)高句麗古墳群の壁画をモチーフに再現した高句麗衣装で市民がパレード▽高麗神社祝賀祭(5月21日19時〜境内)高麗郡建郡ものがたり・ミュージカル「つむぐこまびと」上演、有料▽日高市主催高麗郡建郡1300年記念祭(5月21、日高市文化体育館「ひだかアリーナ」)記念式典とアトラクション。翌22日は過去最大規模の「にじのパレード」▽日高市「第13回渡来人の里フォーラム」(6月19日13時〜「ひだかアリーナ」)「高麗郡建郡1300年応援大使」のマンガ家、里中満智子さんが「古代女性天皇と渡来人」と題して講演▽日高市第3回公開歴史講演会「高句麗から高麗郷へ」(7月31日13時〜「ひだかアリーナ」)早乙女雅博東京大学大学院教授による講演「高麗郡の源流〜古墳壁画からみた高句麗の姿」▽第5回高麗王杯馬射戯騎射競技大会(11月26〜27日、巾着田▽日高市第4回高麗郡建郡1300年歴史シンポジウム(12月4日13時〜「ひだかアリーナ」
(2016.1.15 民団新聞)