掲載日 : [2016-02-10] 照会数 : 5565
総連改革へ立ち上がれ…元活動家が講演で賛同者募る
朝鮮総連に対し、北送同胞と日本人配偶者の自由往来の実現や、北韓核兵器開発への反対、金日成・正日親子の肖像画の撤去などを訴えている高忠義さん(東京=朝鮮商工会中杉支部会員)が1月30日、東京都内で講演した。
高さんはかつて朝鮮総連で広島地方の支部宣伝部長などを務めてきた元活動家。昨年10月、朝鮮総連傘下の商工会70周年式典の席で「提言書」を配布し、「おかしいことはおかしいといえる」組織への転換を訴えた。同様の提言書は総連中央本部の許宗萬議長にも送った。
当時の心境について高さんは、「活動家としてではなく、一人の同胞として、長い間おかしいと思っていた総連の体制に声を上げた」と告白した。このことで実兄(朝鮮大学校前教員)からは絶縁を言いわたされたが、妹たちからは逆に応援されたという。
高さんは、「自分と同じように総連に対して疑問を持っている人はほかにもいるはず。しかし、組織に所属しているため、後のことを考えて抗議の声を出すことができない」と述べた。それでも「徐々に周囲に波及しているのを感じている」という。「自分の声が若い人にも届いて(一緒に)立ち上がってほしい」と結んだ。
今回の講演は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」関東が、「学習会」として企画した。
(2016.2.10 民団新聞)