掲載日 : [2016-05-11] 照会数 : 6383
有田焼400年たずねてみては…日本陶磁器誕生の地で記念イベント相次ぐ
[ 有田焼の祖といわれる李参平の碑の前で行われる陶祖祭の神事 ]
[ 無名の人を祀った先人陶工の碑 ]
[ 有田陶器市のにぎわい ]
今年、「日本磁器誕生・有田焼創業400年記念」イベントが年間を通して有田町ほかで開催される。豊臣秀吉による壬辰・丁酉倭乱(文禄・慶長の役)の際、鍋島直茂(佐賀藩祖)が日本に連れてきた陶工たちの一人で、有田東部の泉山で良質な石鉱を発見し、1616年日本初の磁器を作った有田焼の陶祖、李参平(日本名・金ヶ江三兵衛)。その子孫の14代金ヶ江省平さんが李参平窯を継承している。朝鮮人陶工たちによって礎が築かれた当地を一度は訪ねてみたい。抜粋して紹介する。問い合わせは有田観光協会(0955・43・2121)、詳細は公式サイト(http://arita.jp/arita400/)
◆山王祭(5月22日) 陶業の繁栄と五穀豊穣を祈願し、12年に一度申年に開催される祭り。
◆先人陶工感謝祭(7月30日、泉磁石場) 有田の発展を支えた無名陶工に感謝を捧げる神事。有田焼創業350年を記念して建立された「先人陶工の碑」の前で毎年行われる。
◆タイムカプセル開封・封かん(7月30日) 「先人陶工の碑」落成時に埋められたタイムカプセルを開封し一般公開。新カプセルを封かんする。
◆特別企画展「人間国宝と三右衛門」(8月11日〜9月25日、九州陶磁文化館) 佐賀県が誇る人間国宝と歴代三右衛門の作品を展示。
◆特別企画展「日本磁器誕生」(10月7日〜11月27日、同館) 有田陶器の歴史と革新を軸に、日本磁器400年の歩みと美を紹介。
◆有田皿山まつり(10月23日、JR有田駅前広場など) 両手に持った陶器の皿を踊りに合わせてチロリン・チロリンと打ち鳴らす「皿踊り」を有田町民たちで披露。
◆秋の有田陶磁器まつり(11月19日〜27日、町内一円) 「食と器でおもてなし」をテーマに、まちを染める紅葉とともに器めぐりを楽しめる。
◆有田食と農業まつり(11月27日、有田町役場周辺) 美味しい農産物や加工品の販売のほか、木工教室やキャラクターショーなどを開催。
◆有田碗灯(12月31日、陶山神社) 有田焼の祖「李参平」を祀り、やきものの里を見守ってきた陶山神社の境内に続く参道を有田焼の碗灯で灯す。
(2016.5.11 民団新聞)