掲載日 : [2004-09-01] 照会数 : 8172
<住民投票>条例修正継続審議に 一部議員反対で(04.8.31)
奈良斑鳩町議会
【奈良】永住外国人を排除した住民投票条例を6月に可決した生駒郡斑鳩町議会は24日、市町村合併調査研究特別委員会を開き、民団奈良県本部と地元の奈良・郡山支部から提出された条例の修正を求める陳情書の取り扱いを協議した。
委員会では小城利重町長、浅井正八議長および多くの議員から「憲法、地方自治法にてらしても永住外国人はもちろん住民であり、陳情書の趣旨を真摯に受け止めて速やかな修正を行うべきだ。地域の同じ住民同士で差別があってはならない」と、民団の提出した陳情書に賛意を表明する意見が出た。
だが、小野隆雄議員をはじめとするごく一部の議員からは「住民投票権の外国人への付与は憲法違反」「プライバシーの保護に反する」などの反対論があり、継続審議の取り扱いとなった。
委員会終了後、民団奈良県本部では「一部議員による永住外国人排除の論理は極めて差別的であり、とうてい黙過できない」ことを確認、全国各地の民団本・支部にも町議会と特定議員への抗議行動に加わるよう求めている。
また、労働組合や政党、市民団体など日本人各種団体にも呼応を求めていくことになった。
斑鳩町は世界遺産、法隆寺の所在地として知られる。人口2万8000人のうち外国籍の永住住民は約120人、うち在日同胞は約80人。
斑鳩町議会事務局は〒636‐0198奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西3‐7‐12、℡0745(74)1001・FAX0745(75)4455。
(2004.8.31 民団新聞)