掲載日 : [2004-10-27] 照会数 : 3093
実った同胞の支え 「海女のリャンさん」文化記録映画大賞に(04.10.27)
在日1世の女性、梁義憲さん(88)の「時代」に翻弄され続けた半生を描いた映画「海女のリャンさん」が本年度の日本文化庁文化記録映画大賞を受賞した。記録映画として本年度最高の映画と日本が国として認定したことになる。
23日には東京で授賞式が開かれ、28、30日には韓国唯一のドキュメンタリー映画祭「ソウル・インディペンデント・ドキュメンタリー・フェスティバル」に招待上映されることも決まった。
多角的な映像の力
原村政樹監督の話 今回の受賞はまったく思いもよらない、本当に嬉しい受賞です。この栄誉ある出来事は、私たち日本人スタッフだけの力ではありません。何よりも、38年前に主人公の梁さんを2年間かけて撮影された朝鮮通信使の研究家、故辛基秀先生とカメラマンの金性鶴さんの映像の力が大きかったのです。また、主人公の五男の金世正先生による北朝鮮の映像がなければ、この映画は完成できませんでした。それに、制作中に応援してくださった多くの在日コリアンの方々の励ましが大きな力でした。
今回の受賞でより多くの日本人がこの映画を観てくださるきっかけになればと願っています。
▽上映会、フィルム貸出しの問い合わせは桜映画社(℡03・3478・6110)。
(2004.10.27 民団新聞)