掲載日 : [2004-12-08] 照会数 : 2990
韓国投資ガイド (社)在日韓国人本国投資協会(04.12.8)
(月1回掲載)
株価…来年上期に上昇か
不動産…規制緩やかな土地
米国の引き続く景気後退や中国の景気減速、それに韓国の消費と建設需要の停滞などで、景気の鈍化傾向が予想される。
年末から来年にかけての株の動きは、最近の外国人投資家による大量の売りにもかかわらず、年金基金などの機関投資家による買いが続いており、また年末の配当を考慮したプログラム買いの注文が大量に発生することが予想され、中立的な需給状況が見込まれる。
来年上半期ごろと見られる景気回復への期待と、下落傾向から抜け出しつつあると見られる米国株の動きから、株価は上昇への転換が予想される。
韓国では今、カネの流れが滞っている。内需の低迷に加え、不動産市場も停滞しているからだ。
不動産市場は金利の引き下げで市中の資金が増えたにもかかわらず、投機抑制を目的に打ち出された各種の規制で投資家は不動産投資ができない状況だ。一般消費者も住宅購入を控え、建設業者も分譲を見合わせ、競売物件も激増している。不動産市場の安定化対策が逆効果を生んでいるといえよう。
このような状況は当分続くものと見られ、沈滞ムードが一気に解消されるということはなさそうだ。ただし、余裕資金の多くが不動産市場の周辺で機会をうかがっており、住宅ほど規制が厳しくない土地については、行き場のないカネが流れていく可能性が高いと見られる。
(2004.12.8 民団新聞)