掲載日 : [2005-02-02] 照会数 : 3490
韓国の絶滅危機動・植物 国立公園ごと繁殖・復元へ(05.2.2)
雪岳山 ウスユキソウ
五台山 ジャコウジカ
ジャコウジカや山羊、ツマトリソウなど韓国内で絶滅の危機にひんしている動植物を、全国の国立公園ごとに繁殖・復元させる計画が推進されている。各国立公園の生態系に合わせて動植物を選定し、集中的に繁殖・復元させる。
環境部がは1月30日明らかにしたところによると、ゴーラル、ヨコグラノキなど絶滅の危機にひんしている動植物を国立公園ごとに選定し、繁殖・復元させる具体的な計画を年末までに立てる方針だ。
天然記念物217号のゴーラルは、数は多くないが江原道の雪岳山や五台山、忠清北道の月岳山などの険しい山岳地帯に生息している。昨年、江原道の非武装地帯(DMZ)で290匹余りが生息していることが確認され、関係者を喜ばせた。
ジャコウジカは太白山脈の高山地帯で数十頭だけが生息しているといわれる。キツネの場合、毛皮として利用され人気があることから乱獲され、現在の韓国ではほとんど観察されない状況だ。
全羅道から慶尚南道にかけて広がる智異山ではツキノワグマを放し飼いにしているが、それにならって五台山にジャコウジカ、月岳山と雪岳山にゴーラル、そして忠清北道と慶尚北道にまたがる小白山にキツネをそれぞれ繁殖させる予定。
植物の復元も国立公園ごとに進められる。雪岳山のウスユキソウ(別称エーデルワイス)、俗離山のヨコグラノキと松葉百合、周王山のタツタソウ、智異山のヤマハギとツマトリソウなどが主な対象となっている。
韓国、日本南部、中国中部に分布しているヨコグラノキも希少植物で、忠清北道の槐山、報恩・俗離山、忠州の月岳山などで観察されている。
(2005.2.2 民団新聞)