掲載日 : [2005-02-02] 照会数 : 3219
追悼碑建立を誓う 旧長生炭鉱水没事故(05.2.2)
同胞遺族が祭祀
【山口】旧長生炭鉱の水没事故犠牲者を悼む追悼式が1月29日、事故現場の排気筒(ピーヤ)を臨む宇部市長生海岸で営まれた。韓国から遺族10人と民団、朝鮮総連役員を含む関係者150余人が参加した。
主催した『長生炭鉱の〞水非常〟を歴史に刻む会』の山口武信会長は、「会設立14年目を迎えてなお追悼碑建立が実現できず、大変申し訳ない。遺族や支援者も高齢化が進み、昨年亡くなった方もいるが、実現まであきらめずに運動を続ける」と決意を新たにした。続いて、金亨洙遺族会会長の弔辞や遺族によるチェサがあり、ピーヤの見える海に献花した。
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長生炭鉱水没事故
42年2月3日、宇部市西岐波の長生炭鉱(33〜45年操業の海底炭鉱)で水没事故が発生、200人近い犠牲者のうち130人が同胞だった。事故後、坑道は直ちに封鎖され、事故の隠蔽が図られた。遺体は今もなお海底深く沈められたままだ。長い間、歴史の闇に埋もれていたが、教会関係者らが『刻む会』を設立し、日本人の責任として、事実調査、ピーヤの保存、追悼碑建立などを目的に活動を続けている。
(2005.2.2 民団新聞)