掲載日 : [2005-02-23] 照会数 : 2820
企業の補償責任追及 元挺身隊員(05.2.23)
韓国国会議員の署名提出
【富山】富山市内の機械メーカー、不二越と日本国の戦後補償責任を追及している元挺身隊員、李福實さん(73)が18日、同社株主総会に出席し、早期解決を求めるハンナラ党やウリ党などに所属する韓国国会議員53人分の署名を提出した。
これらの署名は昨年4月から原告と支援者らが中心となり、集めた。同社はいったん受け取りを拒否したものの、最終的には受け取った。記者会見した李さんは「不二越が間違いを認めるまでは闘い続ける」と述べた。
訴えによれば、李さんは第2次大戦中、韓半島から無理矢理連れてこられ、不二越で自由もないまま重労働を強制させられた。その間、賃金は支払われず、食事も満足に与えられなかったという。
解放後は韓国で「日本への協力者」「勤労挺身隊」と後ろ指を指されるなど、忌まわしい「暗い影」を引きずって生きてきた。「不二越の歴史的な犯罪を正したい」と元挺身隊員22人とともに未払い賃金や慰謝料など計1億1500万円を求め03年4月、富山地裁に第2次提訴に及んだ。
これに対し同社は「強制労働の事実はない」と請求棄却を求めている。第1次訴訟では00年7月、同社が解決金を支払うことで最高裁で和解が成立している。
(2005.2.23 民団新聞)