掲載日 : [2005-03-30] 照会数 : 3348
<新刊紹介>古狸案先生も脱帽…韓国語のあれこれ(05.3.30)
韓国語学習にはまった著者の失敗談や新発見、疑問点にまつわる話がたっぷり87編。「ヘー」と思わせたり、思い切り笑わせる小話ありと、とにかく楽しめる。
偉そうな上官が部下の家の前で「イリ オノラ(こちらに来い)」。すると、オオカミのぬいぐるみを着た相方がのっそり出てきて「お呼びになりましたでしょうか」。「イリ」には「オオカミ」の意味もある。これなど韓国語の知識がなくても十分に楽しめる。「私たち」を意味する「ウリ」という表現。日本人の感覚ではなかなか理解できまい。隠していた恋人をうっかり「ウリ」と呼んであわてたというエピソードでさりげなく「ウリ」の意味を知らせる。
編者の今井久美雄さんのユーモアセンスも光っている。ひと味違う心憎い韓国語教本に仕上がった。
今井久美雄・みなもとせいいち著/三修社(℡03・3842・1711)発行/2000円(税別)
(2005.03.30 民団新聞)