掲載日 : [2005-04-13] 照会数 : 3700
新屋さん、独り芝居「身世打鈴」2000回目(05.04.13)
オモニの苦難を32年…
大阪で24日に入魂の公演
1973年の初演から32年間、在日1世のオモニの苦難の歴史を演じてきた女優・新屋英子さんの独り芝居「身世打鈴」(写真)上演2000回記念公演が24日、大阪・北区の中之島中央会堂で開かれる。
新屋さん自身がたくさんの在日オモニたちから取材して脚本化したこの作品は、これまでに日本全国をはじめ韓国、中国でも上演し、国境や民族を超えて多くの人々に感動を与えた。
新屋さん演じるオモニ・申英淑は日本占領下の済州道から日本へ渡り、古紙回収の仕事を始める。日本名に変えさせられ、チマ・チョゴリに汚水もかけられる。それでも歯を食いしばって生きていくが、貧困のなかで夫をなくし、子どもも北韓へ行き戻らない。
そんなオモニの激動の半生を「身の上話」として静かに、ときには笑顔を見せながら、歌や踊りを交えて浮き彫りにする。
新屋さんの入魂の名演技は、在日のオモニが「あんたも苦労してきたんやなぁ」と、新屋さんを本当の在日と思いこんで号泣した逸話が語り継がれているほどだ。
開演14時、一般3500円、中学生以下2000円。問い合わせは、クエール企画・劇団野火の会(℡0721・29・6633)
なお、2000回公演に向けて、16日に大阪・富田林市の寺内町勝間家で同公演を行う。開演は14時、参加費1000円。申し込み・問い合わせは、とんだばやし国際交流協会(℡0721・24・2622)
(2005.04.13 民団新聞)