掲載日 : [2005-04-13] 照会数 : 5878
渡来陶工・百婆を舞台に全国公演(05.04.13)
わらび座…5月から全国で120回
有田焼創始期に、渡来陶工たちを束ねた実在の女性、百婆仙をモデルにしたわらび座のミュージカル「百婆」(脚本・演出=吉本哲雄)が5月8日の佐賀・有田町を皮切りに、2006年3月12日まで、全国で120回上演される。
百婆は韓国人陶工深海宗伝の妻で、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時、夫とともに日本に連行された。最初、佐賀・武雄市で陶器を焼いたが、夫の死後、渡来陶工を連れて有田に移住。陶工たちから尊敬されて慕われ、皆から「百婆仙」と尊称された。1656年に96歳で亡くなり、その墓は有田町の報恩寺境内の「蔓了妙泰道婆之塔」に祀られている。
物語は苦労して日本で初めて登り窯「龍窯」を築いた亭主「辛島十兵衛」が死んだことから百婆は、故郷のやり方で葬ることを宣言。日本人として生きていかねばならない息子たちは大慌て。村中が大騒ぎになる。この百婆が打った一世一代の大芝居をユーモアたっぷりに描く。問い合わせは、わらび座・全国公演営業部(℡0187・44・3316)。
(2005.04.13 民団新聞)