掲載日 : [2005-08-17] 照会数 : 5413
世界遺産を映像で…9月4日まで、東京で展示中
[ 東アジアの美術史を彩る高句麗古墳壁画の玄武 ]
高句麗壁画古墳の全貌
共同通信社の創立60周年記念事業「世界遺産 高句麗壁画古墳展」が9月4日まで、東京・港区の国際交流基金フォーラムで開催されている。
2004年7月に北韓の「高句麗古墳群」と中国の「高句麗の首都と古墳群」が、同時に世界遺産に登録された。4世紀から7世紀にかけて東アジアの美術史のなかでも特筆すべき絵画性を持つ高句麗古墳壁画。
同展では共同通信社が、世界遺産登録後初めて取材団として訪朝し、詳細に撮影した北韓の古墳群の写真80余点と古墳の内部の様子を撮影した映像を中心に、1910年代に描かれた模写、高句麗古墳復元模型、壁画古墳の保存のあり方を展観する。
高句麗(紀元前1世紀〜7世紀)は、中国・遼寧省桓仁で建国され、吉林省集安、平壌と南下しながら遷都を行い、5世紀には中国東北部から韓半島北部にかけて最大の版図を誇った。集安や平壌周辺には、高句麗時代の遺跡が数多く残され、石室封土墳に見られる壁画は、当時の生活文化や思想などが生き生きと描かれている。
後期に建築された江西大墓・中墓には、青龍、白虎、朱雀、玄武の四神図が壁画全体に描かれている。
(2005.08.17 民団新聞)