掲載日 : [2005-09-07] 照会数 : 3964
10月に4都市で鳳山仮面劇
[ 特権階級への風刺をたっぷり盛り込んだ仮面劇の場面
]
◆庶民の批判と怒りを上演
18年ぶりの日本公演となる韓国伝統演劇「鳳山仮面劇」が10月、福岡、島根、大阪、東京で開かれ、日本語字幕付きの全7場完全上演される。鳳山仮面劇は単なる伝統演劇とは異なり、堕落した「破戒僧」に対する諷刺、朝鮮朝時代の支配階級である「両班」に対する侮辱、男女の対立と葛藤、庶民生活の実相などを通じて、朝鮮朝末期の特権階級と儒教的な形式的道徳への庶民の批判精神を具体的に描き出す民衆劇だ。
鳳山仮面劇は日本の植民地時代に弾圧され滅びかけ、発祥の地である38度線以北、黄海道一帯では衰退の途をたどった。 解放後、黄海道からソウルに移住した故・金辰玉氏を唯一の伝承者として命脈をつなぎ、ソウル大学の李杜鉉博士の学問的協力を得て復活され、58年ソウルで鳳山仮面劇保存会が結成、67年に韓国の重要無形文化財第17号に指定された。
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各地の公演日程は次の通り
〈福岡公演〉
10月14日14時=第22回全国都市緑化ふくおかフェア・花どんたくステージ。同フェア入場券要必要。
〈島根公演〉
16日16時=島根県民会館中ホール。前売り一般1000円(当日1200円)ほか。
〈大阪公演〉
17日18時半=大阪国際交流センター。前売り2800円、当日3000円。
〈東京公演〉
19日18時半=かめありリリオホール。入場料3500円。
いずれも問い合わせは、カルチャー・リンクス(℡03・3585・0486)。