掲載日 : [2006-05-10] 照会数 : 4007
川崎から在日史発信 ネット上に資料館開設
ふれあい館が仲介
【神奈川】川崎市南部の同胞集住地区で暮らすハルモニ、ハラボジたちの生活と歴史を共有できる「川崎在日コリアン生活文化資料館」がネット上にオープンした。
川崎市ふれあい館(重度館長)に集う日本人有志のグループ「川崎の在日高齢者と結ぶ2000人ネットワーク」が中心となって立ち上げた。近く、運営会議を発足させ、内容の充実を図っていく。
「常設展示室」は4つのコーナーで構成。第一の扉「玄界灘を渡って」では、渡日した経緯から川崎に定住するに至った経緯、関東大震災の記憶、戦時下の暮らしぶりなどが語られる。続いて第2の扉「食べるためにはいろんなことをやったよ」、第3の扉「人権への歩み、在日2世の立ち上がり」、第4の扉「子や孫が生きるこの地で」と続く構成だ。
画像資料では貧しくてもはつらつとしていた当時の同胞の息吹がうかがえる写真を見ることができる。一部ながら音声や映像資料も備えており、目と耳に訴える立体的な構成となっている。
今後は多くの日本人市民の参加を得て在日高齢者を囲む「世代と民族をつなぐ学習、交流プログラム」を企画し、学習内容を情報発信していく方針だ。
(2006.5.10 民団新聞)