掲載日 : [2006-05-10] 照会数 : 3720
尹東柱「記憶と和解」の詩碑 建立デザイン決まる
市民団体
【京都】解放前、治安維持法違反で逮捕・起訴され福岡刑務所で獄死した詩人、尹東柱を偲ぶ「記憶と和解」の記念詩碑を今年にもゆかりの地、京都・宇治市内に建立しようと呼びかけている有志の会が5日、記念碑のデザインを発表した。
詩碑は高さ1㍍75㌢、幅1㍍20㌢、奥行きが80㌢。尹東柱を象徴する円柱を2つのなだらかなカーブを描く板石が抱え上げる構図で、板石は尹東柱の詩を愛する韓国と日本の人々をイメージしたという。板石に尹東柱が1941年、母校の延禧専門学校学友会誌「文友」第2号に発表した作品「新しい道」が刻まれる。
詩碑の建立を呼びかけているのは治安維持法制定から80年目の昨年9月に発足した「詩人尹東柱記念碑建立委員会」(共同代表、安斉育郎立命館大学教授・立命館大学国際平和ミュージアム館長ほか)。侵略戦争の反省と真の「和解」に向けて記念碑建立を呼びかけている。
募金は5日現在、580人から260万円が集まっている。これは目標額の3分の2程度とのこと。建立委員会では引き続き協力を呼びかけている。1口2000円(団体5000円)。郵便口座番号00970‐5‐168176、口座名称は「詩人尹東柱建立委員会」。
問い合わせは事務局の紺谷延子さん(℡・FAXとも0774・24・7094)。
(2006.5.10 民団新聞)