掲載日 : [2006-11-29] 照会数 : 3361
年金補償棄却判決 民生局長が遺憾談話
中央本部の李鐘太民生局長は15日、旧植民地出身高齢者の年金補償裁判の大阪高裁棄却判決に関して、「何らの救済措置もなく、きわめて遺憾」と要旨次のような談話を発表した。(5面に詳報)
国民年金の制度的無年金状態にある在日高齢者が、日本政府に年金補償を求めた控訴審で、大阪高裁は原告の訴えを棄却しました。在日高齢者のおかれている厳しい状況を勘案し、なんらかの救済措置を命じるものと期待していただけに、きわめて遺憾なことです。
現在80歳以上の無年金在日高齢者は、各種義務を果たしているにもかかわらず、日本人高齢者には支給されている無拠出の「老齢福祉年金」からも排除されています。
自己の責任によらず無年金とされた定住外国人高齢者を、これ以上、社会保障制度から排除することなく、「内外人平等」原則に立脚し、一刻も早く関係法を改正して制度的救済措置を講じるよう、日本政府および国会に改めて強く望みます。
(2006.11.29 民団新聞)