掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 3566
キューバの新紙幣に 韓国製発電設備登場
キューバは今年から、10ペソ(約1200円)の新紙幣を発行したが、紙幣には「エネルギー革命」という文字とともに、韓国の現代重工業が輸出した「移動式発電設備」が印刷されている。
同設備は40フィートのコンテナボックスにエンジンと発電機を入れて電気を生産する機器。発電機用コンテナ4基とコントローラーボックス1基の1セットで、25〜30年間、2000〜3000世帯に電気を供給することができるという。
カストロ議長の肝いりで
キューバの紙幣には主に革命家が登場するが、今回、発電設備の図案が採用されたのは、カストロ国家評議会議長の韓国に対する特別な思い入れによるものだ。
キューバは島が多い上に、ハリケーンがたびたび襲うため、大型発電所を設けても管理が難しい。電力難の解決こそ最大の課題だったが、韓国から移動式発電設備を導入し、今年中にキューバ全域に544基が設置されれば、電力難が解消される。キューバの電気革命を「勝利」に導いた主役こそ、この設備であった。
昨年7月、カストロ議長は体調が悪いにもかかわらず、工事現場を訪問し韓国の技術者らを激励、記念写真まで撮った。「韓国人の勤勉性を見習うべきだ」と絶賛した。
(2007.2.7 民団新聞)