掲載日 : [2007-05-16] 照会数 : 4228
再び鄭義信さんの作品東京で上演 糸あやつり結城座
糸あやつりの伝統を継承した人形芝居を行っている結城座は今月31日から6月5日まで、東京・世田谷のザ・スズナリで劇作家、鄭義信さんの書き下ろし作品「ドールズタウン」を上演する。
鄭さんと結城座のコンビは95年に上演した「水の国のガリバー」以来12年ぶり。今回の作品は、前作同様、旅芸人のおかめとひょっとこを登場させ、「ドールズタウン」という架空の町に戦争がやってきたという設定。
すべてが火の海に飲み込まれていく過程を描きながら、人々の閉塞感や孤独感を人形を通しリアルに浮かび上がらせる。記憶の糸をたどるように少年の人形をとりだし、少年時代に母と2人で火の海を逃げ回ったことを思い出すひょっとこの過去が浮き彫りになる。
前回の「水」の世界から「火」の世界に移行させた表現は見ものだ。
公演時間は要確認。料金4200円を民団読者に限り3800円に割り引きする。電話で「民団新聞を見た」と伝えて申し込みのこと。問い合わせは結城座(℡042・322・9750)。
(2007.5.16 民団新聞)