掲載日 : [2007-09-12] 照会数 : 7736
真相糾明高まる関心 関東大震災朝鮮人虐殺
[ 在日3代史に関東大震災を盛り込んだ一人芝居を演じる宋富子さん ]
ソウルでシンポ
【ソウル】関東大震災84周年を迎え、韓国国内でも在日朝鮮人虐殺の真相糾明と名誉回復を求める声がかつてなく高まりつつある。
3日には「アヒムナ運動本部」(金鍾洙代表)が、日本の関係団体とともにソウル市内の国会議員会館小会議室で犠牲者のための追悼集会と、韓日歴史シンポジウムを開いた。日本からは滋賀県立大学名誉教授の姜徳相さん(在日韓人歴史資料館館長)と山田昭次さん(元立教大学教授)らが参加し、関東大震災時の朝鮮人虐殺の真相、および日本の国家責任と民衆責任について発表した。
関連行事として宋富子さん(高麗博物館館長)が、従来の一人芝居「在日3代史」に関東大震災韓国人虐殺を折り込み、約1時間、公演した。
宋さんは59歳で韓国に留学した00年からこれまで韓国国内だけでも20回、一人芝居「在日3代史」を演じてきた。今回は在日の状況をよく知ってもらおうと、関東大震災朝鮮人虐殺を入れて従来の脚本を全面的に書き直した。参加者には「在日の状況がよくわかった」と好評だった。
同じく8月31日から関東大震災朝鮮人虐殺に関する写真、絵画、当時の新聞報道などをパネルにしたもの約30枚がソウル市庁前広場と光化門一帯で展示され、市民の関心を集めていた。
また、アヒムナ運動本部が呼びかけた真相糾明と名誉回復を求めるアピールには多くの賛同人が署名した。
(2007.9.12 民団新聞)