掲載日 : [2008-06-28] 照会数 : 5784
交流増へ足腰強化 韓日観光年
[ 建設中の百済歴史再現団地を視察する奈良県の代表ら ]
今年は「韓日観光交流年」。両国を結ぶ航空便やフェリーなどが新・増設され、往来者は増加の一途だ。地方の活性化をめざした自治体同士の交流も多く、とりわけ忠清南道と奈良県が互いに2010年開催を計画している記念イベントに向けた連携が注目を引く。大百済展と平城遷都1300年祭
再来年開催へ連携…忠清南道と奈良県
忠清南道の李完九知事と奈良県の荒井正吾知事は3日、公州市の道庁で相互の繁栄と発展のために相互協力することを確認し、その実現に向けた「文化観光交流協定書」を取り交わした。
同協定によると、共同の「実務協議会」を設置、2010年に開催される「大百済展」「平城遷都1300年祭」に向け連携・協力を推進する。
忠南地域は、古代百済の中心地で、歴史文化遺産に恵まれている。現在、建設中の百済歴史再現団地が10年に完成するのを記念し、「大百済展」が開催される。締結式で李知事は「大百済展と平城遷都1300年祭の開催は偶然ではないと思う。古代からの深いつながりを踏まえ、『百済』という大きな枠組みの中で共同・連携していきたい」と語った。
荒井知事も、「忠清南道とは1300年以上も前から歴史的な関わりを持ってきた。今回の協定で、2010年に開催される双方のイベントに向け、さまざまな交流が期待される」と強調した。
奈良県への外国人観光客数は韓国人がトップで、06年度で約13万人が訪れた。しかし、短時間の観光にとどまっていることから、県は修学旅行生など新たなニーズの掘り起こしに努めている。
明日香舞台に韓流ドラマも
忠清南道と奈良県関係者による韓国での交流会の席上、奈良の明日香を舞台にした韓国テレビドラマ「アスカの恋人」(仮題)の制作決定が発表された。
韓国のエンターテイメント会社オリーブナインやSBSテレビなどが制作するもので、ラブストーリーを内容に脚本の執筆が進められている。韓国で12月から放送予定。荒井知事や明日香村の関義清村長らは、撮影に全面協力する旨を伝えた。
(2008.6.25 民団新聞)