掲載日 : [2008-08-15] 照会数 : 8955
在日の「伯和」挑む 中国地方第1代表で
めざせ黒獅子旗 都市対抗野球
31日、東京ドーム
【広島】第79回都市対抗野球大会(日本野球連盟、毎日新聞社主催)に在日韓国人企業の硬式野球部、伯和ビクトリーズ(通称「伯和」、東広島市)が出場する。同チームは5月30日からの広島県予選、6月20日からは中国地区予選を順当に勝ち抜き、最後はJFE西日本を破って中国第1代表の座を射止めた。
東京ドームでの本大会には全国から32チームが出場、29日から12日間にわたって熱戦を繰り広げる。初戦は大会3日目の31日午前10時からの第1試合でJFE東日本(千葉市)とぶつかる。東賢孝監督は「関東の強豪チームだから伯和らしい野球で1試合、1球、1打に全力を傾ける」と静かな闘志を燃やしている。
応援団長に韓流スターのキム・ヨンチョル、応援団副団長に同じくイ・ビョンホンが名前を連ねている。伯和グループ(権政基社長)では「関東地区在住の在日韓国人の皆様、東京ドームまで足を運んでください」と呼びかけている。
伯和ビクトリーズの前身は「リースキン」。04年日本選手権に敗退して廃部寸前だったところ、東広島市で総合レジャー企業「伯和」を経営する当時の権養伯社長(現会長、民団広島県本部顧問)が「傷ついた若い人たちを励まし、一緒に夢を追いかけてみよう」と05年、リースキンの登録を変更する形で引き受けた。本大会出場は2年ぶり2回目となる。
グループ関係者は、「高校や大学で活躍する同胞選手からも入社の問い合わせが来ている『伯和』をステップに、プロ野球をめざして頑張ってほしい」とも話している。
(2008.8.15 民団新聞)