掲載日 : [2008-12-11] 照会数 : 4616
増え続ける脱北者 関東と関西で交流
支援センター主催
北韓を脱出し生まれ育った日本で暮らす元在日同胞とその家族が依然、増加中だ。昨年は23人、今年はすでに15人が日本に入国した。脱北者支援民団センター(呂健二代表、民団中央本部副団長)では、元在日同胞たちが孤立しないようにと、関東と関西の両地区で定期的に交流会を開いている。
7日の関西地区交流会には脱北者21人が参加。同じ境遇の同胞と旧交を温めた。幼少のころ親に連れられて北韓に渡ったという大阪府内在住の50代のYさんは、脱北してから7年間、中国で身を潜めていたという。日本語はすっかり忘れていた。それでも就業できたのは民団支部関係者のおかげだと感謝していた。
11月30日には都内でも交流会が開かれ、脱北者57人が参加した。
会場で事務局が日常生活に欠かせない細々とした必需品を抽選で配ると、参加者の間に笑顔が広がった。
今年5月、中国経由で生まれ育った日本に命からがら戻ったという60代の男性は、「気が楽になった。人権が保障されているのがなにより」と安堵の表情を見せた。だが、北韓に残してきた妻子4人の安否に話が及ぶと顔を曇らせていた。
ボランティアとカンパを募集中
脱北者支援民団センターは、ボランティアの助けを借りながら、幅広い善意のカンパをもとに脱北者とその家族たちの日常生活を支援している。
ボランティア応募と募金窓口は郵便振替口座00150-5-546257「支援センター」。℡03・3454・5811(FAX兼用)。E−mail:sien@mindan.org
(2008.12.10 民団新聞)