掲載日 : [2009-01-28] 照会数 : 3749
「北朝鮮難民救援基金」 ボランティアの呉武義さん
タクシー乗務の傍ら脱北者支援
「教育里親」も
【大阪】北韓から日本に戻ってくる元在日の脱北者のため、大阪でも在日韓国人の支援ボランティアが複数、活動している。呉武義さん(62)はそのなかでも中心的な存在だ。 日本での生活習慣などのアドバイス、住宅と職場の世話、生活相談とその活動は多岐にわたる。タクシーの運転手を生業とする呉さんは、たまの休暇を犠牲にしての奉仕活動だ。99年からは日本のNGO「北朝鮮難民救援基金」の活動にも関わり、中国に潜伏している同胞の子どもたちの「教育里親」ともなり、わずかながら金銭的に支援もしている。
きっかけは、98年8月、訪問先の中国延吉で困窮した脱北同胞の子どもたちを目撃したため。「これはなんとかせなあかん」と、日本に戻ると東京の「北朝鮮難民救援基金」に電話をかけ、ボランティアをしたいと名乗り出た。
呉さんと同じ支援仲間に大阪在住の医師(59)もいる。同医師は、大阪市内の公立小学校に通っていたとき、何人かの級友がいつの間にか学校に来なくなった時のことを鮮明に覚えている。北送船に乗ったことは後で知らされたという。
呉さんと同医師は「同胞にも日本人にも北韓の実情を知って、ぜひ支援者になってほしい」と呼びかけている。
連絡は℡・FAX03・3815・8127(北朝鮮難民救援基金)。メールは
nkkikin@hotmail.com
(2009.1.28 民団新聞)