掲載日 : [2009-05-27] 照会数 : 4664
四天王寺ワッソで異文化体験 大阪市内の高校7校が参加表明
大阪ワッソ文化交流協主催
【大阪】「四天王寺ワッソ」本祭が、今年は11月1日に開催されることが決まった。NPO法人大阪ワッソ文化交流協会(井植敏理事長)では大阪市内の高校を回り、生徒たちの出演と、出演を前提としての「四天王寺ワッソアカデミー」への参加を呼びかけている。テーマは「異文化の体験と達成感、一体感」だ。「多文化・多民族共生に触れる唯一のチャンス」とすでに7校から参加の表明を得た。
古代衣装身にまとい、民俗楽器でパレード
11月1日に本祭…9月から練習へ
いまや出演者の半数にあたる500人以上を学生で占める。華やかなパレードを彩る若人の存在はワッソ本祭に欠かせなくなっている。
大阪府立高津高校(天王寺区、尾上良宏校長)からは昨年、19人の生徒が参加した。大阪ワッソ文化交流協会で企画・運営を担当する本條欣威さんの呼びかけに、尾上校長は「古代衣装を身につけての大パレード参加は直接異国の文化に触れる機会となり、知識では得難い体験になる」と賛同した。
昨年の本祭に参加したアンサンブル部の生徒2人は、「普段とまったく違う韓国の伝統楽器に触れ、とても良い経験となりました。最初は恥ずかしくて『ワッソ』となかなか言えなかったが、会場の雰囲気に慣れてからは大きな声で言えるようになった」と、振り返っていた。
学校訪問が始まったのは03年のこと。初年度こそ民族学校1校と日本の高校2校だけにとどまっていたが、教師が異文化交流の新鮮さに感動してからは参加校が増え、昨年は高校14校、大学4校に広がった。9月中旬からは講師が参加を表明した学校まで出向き、本番に向けた練習を3、4回行う。個々の参加者に対しては大阪韓国人会館で集合練習を行っている。 「四天王寺ワッソ」は「なにわの津」と呼ばれた古代大阪が東アジアからの渡来文化を積極的に受け入れて発展してきたことを多くの市民に知らせようと、90年に創設。さまざまな事情から01、02年と中断したものの、NPO法人大阪ワッソ文化交流協会が中心となって03年に復活させた。
(2009.5.27 民団新聞)