掲載日 : [2009-07-29] 照会数 : 5438
初の外国人住職誕生 大日寺
[ 新住職の金昂先さん
]
お遍路さんと交流…四国霊場
【徳島】全国的にも名高い四国霊場。この十三番札所、大日寺の新住職は韓国舞踊家として名高い金昴先さん(52)だ。厳しい修行を積んで昨年12月、夫の故大栗弘榮師の後を継いだ。八十八カ所霊場の中でも外国人住職は金さんが初めて。各地から訪れるお遍路さんと交流を楽しんでいる。 金さんは母校の延世大学校で舞踊講師を務めていた95年、徳島教育会館での韓国舞踊公演に招かれ、公演したことがきっかけとなり、96年に大栗弘榮師と結婚した。引き続き舞踊家としての人生を歩んだ金さんは05年4月、韓国文化財庁から韓国人間国宝後継者の称号を贈られた。国外在住では史上初の快挙だった。 しかし、07年に住職が急逝した。すぐにでも帰国するつもりでいた金さんを子息の弘昴君(9)が押しとどめた。「大きくなったらアッパのようなりっぱな大僧正になるから、ぼくが20歳になるまで頑張って」。
金さんは同年7月、弘昴君とともに得度し、僧侶資格を得るため、懸命に勉強してきた。
(2009.7.29 民団新聞)