掲載日 : [2009-09-16] 照会数 : 4223
柳宗悦蒐集の「美」 朝鮮朝の工芸など特別展
[ 柳宗悦 ]
[ 朝鮮時代の「辰砂虎に鵲文壺」 ]
民芸運動の創始者で、初代館長の柳宗悦生誕120年を迎えた日本民芸館は、11月19日まで、特別展を開催している。
白樺派の同人だった柳宗悦は、知りあった浅川伯教、巧兄弟を介して、朝鮮陶磁器の魅力に強く惹きつけられていった。朝鮮工芸との出会いで導かれた、庶民の日常品のなかに美を発見した。
独自の工芸美術論は、「工芸の復権」と「美の生活化」を目指す生活文化運動として展開され、美の標準を提示する日本民芸館の開設へとつながった。
特別展では柳宗悦の業績を「『白樺』と木喰仏」「朝鮮を想う」「日本民芸館と日本の民芸」「民芸と個人作家」など9のテーマに分け、独自の審美眼により蒐集された古今東西の逸品約400点を柱に、書軸や原稿、美しい装丁の私家本や写真などの関係資料を交えながら、活動を紹介する。
展示品は朝鮮朝時代の陶磁器、木工・絵画などの諸工芸品、木喰仏や大津絵、アイヌ衣装やアイヌ玉、台湾先住民の衣装、東北地方の被衣や刺子衣裳、沖縄の染織品や陶器など。
開館10〜17時。休館毎週月曜日(21日、10月12日は開館。24日、10月13日休館)。入館料一般1000円ほか。問い合わせは同館(℡03・3467・4527)。
(2009.9.16 民団新聞)