掲載日 : [2009-10-28] 照会数 : 4156
「海外同胞大会」 「北の代弁」許さぬ…民団や拉致家族会ら抗議
[ 会場前で激しく抗議する民団の団員ら ]
朝鮮総連など北韓独裁政権に追従する団体が16日、東京都内で開いた「6・15共同宣言、10・4宣言固守実践海外同胞大会」に対し、首都圏の民団団員や婦人会、青年会の幹部ら約200人が「北朝鮮独裁は人類の敵。代弁集会は解散せよ!」と大書した横断幕などを掲げ、厳しく抗議した。
「海外同胞大会」の会場、日本教育会館と道路を挟んだ歩道に陣取った団員たちは、「北朝鮮民衆の飢餓地獄が見えないか!」「絶対許さない! 核・ミサイル」「拉致韓国人・日本人を返せ!」と書かれたプラカードを突き上げ、シュプレヒコールを繰り返した。
この「大会」は「6・15共同宣言実践海外側委員会」が主催し、その日本地域委員会が主管した。これら団体は北韓主導によって結成されたもので、中身は総連など北独裁政権への追従団体が中心になっている。
「海外同胞団体」を名乗り、北独裁の欺瞞・謀略工作の先兵となってきただけに、「発言や行動が自由な海外にいながら、北独裁の代弁に躍起になる姿は、醜悪で犯罪的だ」として、団員をはじめとする在日同胞たちの激しい憤りを買ってきた。
北韓の先軍政治は、民衆の生活や生命を犠牲にしてきただけでなく、核兵器・長距離ミサイルなど大量破壊兵器の開発・実験によって、韓国と国際社会に重大な脅威をもたらし、彼らが「固守実践」を叫ぶ「6・15南北共同宣言」の前提そのものを決定的に破壊した。
韓半島非核化共同宣言(92年2月発効)など、南北間の基本合意を踏みにじりながら、経済支援の「約束」履行だけを求める異常さに、総連系同胞の間でも羞恥心とあきらめが広がっている。
総連が6月に開いた李明博政府糾弾大会も、総連各機関の役職員や専従活動家が主として参加したにもかかわらず、低調だった。今回の「大会」も盛り上がりに欠け、学生たちを動員して体裁を整えたにすぎない。日本や韓国のマスコミから無視され、目論みは不発に終わった。
この日、会場前には民団と並んで、日本人拉致被害者家族会や北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会のメンバーも集結し、「すべての拉致被害者を返せ!」「帰国者・日本人配偶者らを救え!」と訴え、抗議した。
(2009.10.28 民団新聞)