掲載日 : [2003-05-29] 照会数 : 2401
同胞無年金障害者の生活実態を調査(03.5.28)
同胞市民団体協力呼びかけ
厚労省の福祉的措置に反映へ
同胞市民団体「年金制度の国籍条項を完全撤廃させる全国連絡会」(兵庫県宝塚市、李幸宏代表)は、定住外国人で障害を持つ制度的無年金者を対象に独自の生活実態調査を進めている。
同様の調査は厚生労働省でも今春から取り組んでいるが、国籍要件のため無年金となった障害者や施設障害者などは主な対象としていない。このため厚労省調査を補おうと、全国連絡会としても急きょ取り組むようになった。
厚労省調査は定住外国人を含むすべての無年金障害者に福祉的措置をとるとした坂口力厚生労働相の「試案」にもとづく。しかし、調査対象者に定住外国人はほとんど含まれていないとみられるため、調査結果に基づく解決案は「制度的無年金者の置かれた窮状を素通りしたものになるのでは」と心配されている。
全国連絡会では調査結果をもとに7月にも厚労省と話し合いを持ち、福祉的措置に反映させていきたい考えだ。
(2003.5.28 民団新聞)