掲載日 : [2003-06-25] 照会数 : 2784
神戸市教委・人権教材を改訂出版 同胞保護者の訴え受け(03.6.25)
【兵庫】神戸市教育委員会はこのほど、小学校高学年向け新教材『オリニマダン(子どもの広場)〜いっしょとちがうよ〜』(A4判11㌻)を作成、市内の公立小に通う6年生全員に配布した。
神戸市で97年から毎年開催されている「オリニマダン」が舞台。ケンガリを担当してプンムルに出演することになった在日韓国人の少女と、日本人の友人を中心にした物語形式となっている。この物語のキーワードとなっているのは「いっしょとちがうよ」。民族の違いを認めあい、共に生きていこうとのメッセージを託している。教師用に『活用の手引き』(A4判22㌻)も添付した。
新しい教材作りは市内の公立小学校に子どもを通わす在日同胞保護者からの問題提起がきっかけとなった。作成にあたっては朴一大阪市立大学大学院教授をアドバイザーに迎えた。このほか、神戸市立垂水養護学校常勤講師の金広史さんが委員に入り、同胞保護者も3人オブザーバーとして関わった。
神戸市教委では6年生「社会科」での歴史学習や「総合学習」での活用を勧めている。
(2003.6.25 民団新聞)