掲載日 : [2003-06-25] 照会数 : 2031
京義線・9月末に開通か 北韓「核」が最大変数(03.6.25)
東海線はその後に
【ソウル】南北は14日、京畿道坡州市と江原道高城郡の軍事境界線(MDL)上で、50年以上切断されていた京義線および東海線鉄道のレール連結式を行った。連結式は、双方から連結作業員、式典進行スタッフ、報道陣など約50人が参加。双方代表が記念の挨拶を交わした後、連結地点のつなぎ目を結び、それぞれ南北方向へ25㍍のレールを枕木に固定する順序で進められた。
京義線の場合、韓国側の地域は完工しているが、北韓側の地域はMDLから2・2㌔までの軌道敷設工事が終了しているにすぎない。東海線は現在、南北がMDLからそれぞれ100㍍、400㍍区間までの軌道敷設を終えているだけである。
京義線の場合、北韓側が開城まで13・1㌔の敷設作業をまだ行っていない。東海線の完全連結までには北韓側がMDLから温井里区間の18・5㌔、韓国側が江陵からMDLまでの127㌔の敷設作業が必要である。
そのため、「南北首脳会談」3周年に際し、せめてMDL付近だけでも南北の鉄道連結を記念しようという趣旨で行われた行事だった。政府関係者は、京義線は今年9月末、東海線(猪津〜温井里間)は年内の開通に期待を寄せているが、北韓核開発問題などにより、期待通りに行くかどうかは不透明だ。実際の鉄道運行までには、さらに多くの時間がかかるとみられている。
京義線の連結は南北首脳会談直後の2000年7月、第1回南北長官(閣僚)級会談で合意した事項で、韓国側は2000年9月18日に着工式を行った。しかし、北韓側は着工せず、2002年4月、林東源・大統領特使の平壌訪問の際、新たに東海線も同時に連結しようと提案した。
このため南北は2002年9月、京義線と東海線の着工式を同時に行い、この時から韓国側が北韓側に工事資材や装備の提供を開始した。
(2003.6.25 民団新聞)