掲載日 : [2003-11-10] 照会数 : 2265
技術競争力・韓国は6位に 前年18位から急上昇(03.11.12)
世界経済フォーラム102カ国・地域を分析
世界の主力企業で構成する「世界経済フォーラム」(WEF、本部ジュネーブ)が世界102カ国・地域を対象に実施、10月30日に発表した2003年版の「国家別競争力評価および分析」によると、韓国の技術競争力は前年の18位から12ランク上昇し、世界6位に位置づけられた。
技術競争力指数は、企業の技術に対する関心、企業の研究・開発(R&D)投資、米国特許などを含むイノベーション(技術革新)指数とアクセスプロバイダ(ISP)間競争水準、学校内のインターネットアクセス、インターネットユーザー人口、移動電話加入者の数などを細部内容とする情報通信指数で構成される。
韓国はイノベーション指数は7位、情報通信指数は11位につけ、総合的な技術競争力では6位にランクされた。技術部分細部評価項目別で、韓国はISPの質1位、インターネットユーザー人口3位、学校内のインターネットアクセスと政府の情報技術産業政策がそれぞれ4位に評価された。
技術競争力の1位は米国で、フィンランド(2位)、台湾(3位)、スウエーデン(4位)、日本(5位)、そして韓国と続く。
総合競争力も18位に 1位はフィンランドが
「世界経済フォーラム」の2003年版の「国家別競争力評価および分析」によると、韓国の国際競争力は世界102か国・地域のうち18位を記録、初めて20位圏入りした。
韓国の国際競争力は2000年28位、2001年23位に次いで、今年18位にランクされ、3年連続上昇した。
今年の競争力順位は、昨年と違った選定方式を取ったのが特徴。WEFがこれを基準に新しく算定した昨年の韓国の順位は25位だ。このため実際の今年の順位は昨年より7ランクアップしたことになる。昨年の評価対象国は80か国・地域だった。
分野別では、韓国はマクロ経済環境指数で23位、公共機関指数36位、インターネットをはじめとする技術指数6位となり、技術部門高得点を上げたことが順位上昇の原動力となった。しかし、一貫性のない税制(47位)、政治家の信頼度(42位)などでは、総合順位より大きく遅れをとった。
今年の国家別順位は、昨年2位だったフィンランドが1位となり、米国は2位に下がった。次いでスウェーデン(3位)、デンマーク(4位)、台湾(5位)、シンガポール(6位)、スイス(7位)、アイスランド(8位)、ノルウェー(9位)、オーストラリア(10位)が続いた。
日本は昨年の16位から順位を上げ11位に。一方、中国は、司法の独立性や政府機関内の汚職など公的部門の評価が悪化したことから、昨年の38位から44位に下げた。
(2003.11.12 民団新聞)