掲載日 : [2003-11-26] 照会数 : 2555
浅川兄弟の功績偲ぶ 29日に生誕地・山梨で集い(03.11.26)
日帝の植民地時代、林業技師として勤務しながら数多くの韓国人と交わり、民芸の中に民族文化を見いだした浅川伯教(1891〜1931年)と巧(1884〜1964年)兄弟の功績をしのぶ会が29日、生誕地の山梨県北巨摩郡高根町の農村環境改善センターで開かれる。
兄弟を偲ぶ会(会長=大柴恒雄高根町長)が主催するもので、今年で8回目。
兄の伯教は小学校教員として、弟の巧は林業試験場に勤めるかたわら、朝鮮朝の古陶磁の美しさと出会い、その素晴らしさを柳宗悦をはじめとする多くの日本人に伝えるなど、朝鮮古陶磁の魅力を世界に紹介し、大きな功績を残しました。
兄弟と柳らは、朝鮮工芸品の保存の必要性を強く感じ、私財を投じて収集を重ね、1924年に景福宮内に「朝鮮民族美術館」を開設した。膳や壺をはじめ、たんすや屏風など300点を超える工芸品が展示・保存された。
巧が山林課勤務時代に韓服を身につけ、数多くの韓国人と共に生活し、今も忘憂里にある墓を守り続ける韓国人がいることや関東大震災の際に流された流言飛語に非常な怒りを日記にしたためるなどのエピソードが残されている。
問合せは高根町役場企画財政課(電話0551・47・3111)へ。
(2003.11.26 民団新聞)