掲載日 : [2003-12-03] 照会数 : 3881
沈没船から高麗青磁など6555点発見(03.12.03)
[ 新たに群山近海の沈没船から引き揚げられた青磁など5千点以上の遺物 ]
高麗青磁など6555点
群山近海で発見された沈没船、本格調査で引き揚げ
11世紀末の皿も多数…どんぶりの「蓋」初の発見
9月に全羅北道群山市沃島面の近海水深16㍍で発見された高麗青磁を大量に積んだ沈没船の探査の結果、青磁など6555点の遺物が引き揚げられた。
文化財庁傘下の国立海洋遺物展示館調査団は、発見以後1カ月近く探査を行った結果、箸置き、青銅のスプーン、茶壷、鉄製のカマなど5266点を追加発掘したと明らかにした。先月10日緊急探査の時発掘された皿と湯飲み茶碗、どんぶりなど10種とあわせて6555点になった。
高麗陶磁器は、11世紀末に作られたものと思われる皿が4800余点と1番多い。
この中で箸置きは今回の発掘で初めて引き揚げられ、高麗時代にも現代のように箸やスプーンが使われたことが明らかになり、関心を集めている。また、高麗磁器史上初めてどんぶりの蓋が発掘された。高麗磁器は破損品も合わせれば、9000点が船に積まれていたと推測される。
これらの青磁は1975年に発見された新安沖海底遺物以後、莞島海底などから発掘引き揚げされた遺物の中で最も古いものと推定されている。
沈没船舶の長さは7㍍幅2・5㍍で、現在まで発見された古代船舶中最も古い。船体は来年5月頃に引き揚げられる予定だ。
(2003.12.03 民団新聞)