掲載日 : [2004-01-14] 照会数 : 3104
TVドラマで広がる韓日交流(04.1.14)
韓国…今年から〞開禁〟放映目白押し
日本…「冬のソナタ」に続けと〞しのぎ〟
今年1月から日本大衆文化の第4次開放を実施した韓国で、日本のテレビドラマが相次いで放映された。昨年日本で放映された韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」も人気を呼ぶなど、テレビドラマで韓日の交流が広がりそうだ。
1月の第2週には、65年の韓日条約以来、39年ぶりに日本のドラマが吹き替えではない字幕放送で韓国に登場した。
5日にはケーブルテレビのOCNで「FirstLove」、MBCドラマネットで金喜善主演のSBSドラマ「窈窕淑女」のオリジナル版「やまとなでしこ」がそれぞれスタートした。また、22日には「真夏のクリスマス」が放送予定で、1月だけで6本の日本ドラマが放映される。
ケーブルテレビを中心に放送される半面、国内ドラマより放映回数が多く、再放送まで含めると視聴者が接する機会も増える。また、韓国で人気が高い織田裕二(「東京ラブストーリー」、「踊る大捜査線」)、深田恭子(「FirstLove」)、金城武(「ゴールデンボール」)など日本のトップスターをはじめ、「FirstLove」の主題歌「SAKURAドロップス」を歌った宇多田ヒカルなど、人気を集める要素は揃っている。
SBSドラマプラスはその他に「ごくせん」「星の金貨」「フードファイト」など、日本テレビとTBS制作のドラマ6本の放映版権を購入済みで、順次放送する予定だという。
一方、日本でも昨年NHKで放送された韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」が放送され、韓国のロケ地をめぐるツアーも設定されるほどの人気を呼んだ。現在もNHKのBS2で「美しき日々」が全24回の予定で放送されている。またBS日テレでも「Happy Together」が放送されており、「グッバイ・マイ・ラブ」も再放送中だ。
これまでにも「イヴのすべて」「秋の童話」「新貴公子」「Ready Go」「ロマンス」などが地方局も含めて放送されてきた。
また、韓日のテレビ局が共同制作する合作ドラマも、「フレンズ」以来、引き続き企画されている。今月30日夜9時から、趙現宰と中越典子が共演する「STARS ECHO」がフジテレビで放送される。
MBCとフジの共同制作による120分の単発ドラマで、ロックミュージシャンを夢見る韓国人男性と、失った恋人を忘れることのできない日本人女性のラブストーリー。
韓日合作ドラマは今回が3作目。韓国側はいずれもMBCが制作したもので、昨年2月にTBSと「フレンズ」を、また11月にはフジと「ソナギ〜雨上がりの殺意」を制作している。特に「フレンズ」で主演したウォン・ビンは日本でも人気を集めた。
MBC側では「韓国の大衆文化は日本、中国、東南アジアで韓国ブームを巻き起こすだけの基盤がある。これからも多様なスタイルの韓日合作ドラマを制作し、両国の文化交流に寄与したい」という。
韓国の日常をあつかったテレビドラマが日本の視聴者に広がることで、韓日の行動や思考の同質と異質が茶の間で見て取れるため、市民レベルの相互理解がいっそう広がると歓迎されている。今後も、韓国のテレビドラマが日本で放送される例が増える状況にあり、テレビドラマを通じた韓日相互理解が深まると見られている。
(2004.1.14 民団新聞)